これはダメ
追加で購入したインプレスウェッジの調整を依頼されました
以前は他のメーカーのウェッジを調整してセッティングしていたお客様です
52・56度を35,25インチに合わせていたのですが今回のインプレスはというと、見た時から56度の方が長く感じましたが何故?
測定すると52度が35,5で56度は35,75インチでした
その割にバランスが出てないためグリップを抜いて、シャフト内に細い棒を挿してみるとチップから10センチほどのところで止まってしまします
ヘッドを抜いて組み直すしかなく、抜いて見ても何かが詰まっていてここまでしか入りません
抜いたヘッドには重量調整用のチッププラグが入っていましたが、シャフトのチップにはプラグが挿してあった穴と、それを止めるように接着剤をかなりの量詰めたのが分かります(シャフト内の白い部分)
ドリルで押し出すと
出てきたのは接着剤のかたまりでしたが、プラグ(3g)と接着剤(1g)でまさかのバランス調整なのでしょうあか
それでもバランスが出ないので長く組んだのでしょうか?
長く組まなくてはいけない理由はヘッド重量あります
インプレスのヘッド重量はというと
291gとは、これはあまりにも軽すぎます
ミラクルウェッジの設定重量は305前後にしています
これ位の重量がないと短く組んだ時にバランスが出ません
プロゴルファーのウェッジの長さは短めです
丸山茂樹は34.5インチで、大体34,75から35インチまでになっています
短いほうがボールに近く立つことができるのはお分かりですね
長くする理由は?飛距離でしょうか?
でもウェッジは止めるクラブで、飛ばすクラブではありません
カーボンを使うゴルファーは年配方が多いのは当たり前の話で
平均身長の低い、年配ゴルファーには短いウェッじを提供するべきです
結局シャフト内の接着剤を取り除き、9gのタングステンチッププラグを挿して
組み直しました
最近、なんでも長尺にしたがるメーカーのヘッド設定は軽くなる一方です
コースで扱いやすい長さにするにはヘッド重量が初めから足りません
アイアンは自分に合ったサイズに調整して使う道具ですが
メーカーはその楽しみを否定しているような組み方をしてきています
誰にでも合う吊るしのクラブなんてありえません
メガネを作るには、必ず検眼するでしょう
アプローチが上手くいかないのは、ウェッジの長さやライ角が
合っていない場合が多いものです
一度スペックチェックしてみることをおすすめします


