主役組み登場
ボルボゴルフチャンピオンズは先週優勝したブランデン・グレースがプレーオフでアーニー・エルス、レティーフ・グーセンというビッグネームを倒し、2週連続優勝を飾りました。
初日好調に見えたE・エルスですが3日間を2アンダーと同じスコアで迎えた最終日でした。前半2アンダーで折り返し、11番バーディ、13番イーグルと抜け出したのですがその後バーディは最終ホールだけで逆転優勝はなりませんでした。
先週からの不調を初日まで引きずっていたC・シュワルツェルは2日目67、3日目68と復活。R・グーセンと共に1打差3位で最終日を迎えました。C・シュワルツェルは11番ボギー、12番のダブルボギーが痛く、13番でイーグルの後14・15番を連続バーディで再び首位戦線に浮上します。しかし17番のボギーが響き最終ホールもバーディが獲れず2打差の5位でした。17番でパーをセーブしていればプレーオフに届いていた可能性が高く南ア勢4人のプレーオフが見られたのですが残念でした。
R・グーセンも9番でダブルボギーのあと12番ボギーと脱落したかに思えましたが、13番イーグル、15・17・18とバーディを奪いプレーオフに持ち込んだのはさすがでした。ルイ・ウーストハイゼンも12番ダブルボギー、14番ダブルパーの8とスコアを崩しますが6アンダー7位と今年も南ア勢は活躍しそうです。
今週は中東シリーズ「アブダビゴルフ選手権」が開幕します。今大会2連覇中のマーティン・カイマーは、08年にも勝っており3勝を挙げています。好相性の大会で3連覇を達成できるでしょうか。得意としているトーリパインズで開催される「ファーマーズインシュランス」を辞退し参戦するタイガーはL・ドナルド、R・マキロイとのラウンドですが豪華ですね。
タイガーの後ろではジェイソン・デイ、A・キロスという今年の活躍が期待できるプレーヤーが同組です。「全英オープン」優勝で完全燃焼してしまったのか?飲みすぎなのか?腹回りが一回り大きくなったD・クラークとのラウンドですが楽しそうなペアリングです。
さらにタイガーの前の組にはK・J・チョイ、R・カールソン、F・モリナリの実力者が同組です。3連覇が懸かるM・カイマーはL・ウェストウッドはS・ガルシアとの予選ラウンドです。復調したC・シュワルテルはT・ビヨン、P・ハリントンのベテランとのラウンドで初日を迎えます。
石川が参戦する「ファーマーズ・インシュランスオープン」は、「サンディエゴオープン」として1952年にスタートし、今年で60年目を迎えます。1996年から2009年までは「ビュイック・インビテーショナル」というビッグイベントでした。同大会は、タイガーウッズが2005年から4連覇を含む、過去6勝を挙げていてトーリパインズとの相性の良さは抜群でしたが、2010年から現在の「ファーマーズ・インシュランスオープン」に大会名称を変更しています。PGA、欧州ツアーともに世界ランク上位の主役組みの登場です。
トーリパインズにはノースコースと、サウスコースがあり、決勝の舞台はサウスコースです。予選ラウンドで一度ラウンドするノースコースの方が距離も短くてスコアが伸びます。予選のノースコースでいかにスコアを伸ばすかがキーポイントになる大会です。
初日サウスコース1番からスタートするのは、J・ローズ、E・エルス、G・オギルビーの多国籍軍が同組で、その次の組にはP・ミケルソン、H・メイハン、N・ワトニーの米国チームが続きます。石川は10番からジエイミー・ラブマーク、ボビー・ゲイツとの組み合わせです。
ノースコースからは開幕から好調なB・クレイン、C・ハウエルⅢが同じ組で、今期初戦のリッキー・ファウラーはB・コリーと、D・ジョンソンはG・ウッドランド、C・ビジェガスと同組、B・ハース、K・ブラッドリー、ババ・ワトソンが続きます。今田はS・マリノ、べ・サンムンと同じ組ですがノースコースでスコアを伸ばしたプレーヤーがトップに立つのは間違いありません。
石川はサウスコースをなんとか凌いで、2日目のノースコースでスコアを伸ばすことが出来れば「ソニーオープン」のスイングの状態から見て、上位争いが出来そうに思います。今田も得意のコースで一昨年、最終日を単独首位で迎え優勝争いとしています。最終的に9位に終わりましたが、08年大会でも2位に入るなど、トーリパインズとの相性の良さは実証済みで、今週は二人とも期待できそうです。


