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SAMMY'S GOLF CO.,LTD.
Bangkok Studio
9/12 Soi Sukhumvit 33, Sukhumvit Road., Klongtan-Nua, Wattana Bangkok 10110
TEL: 0-2259-4661
Mobil: 087-906-7272 (日本語)
FAX: 0-2259-4662
URL: www.sammygolf.co.th
E-mail: sammy@sammygolf.co.th
Open: 12:00~20:30 (月曜定休)

Kankokutei

ゴルフクラブの欠陥

ゴルフクラブの欠陥部分である「重心距離」をヘッドデザインで誤魔化すことができないかとメーカーは考えています、それゆえのコンポジットであり、新素材、新スペックです
現在ウッドヘッドの製作ラインはコストの安い大陸で生産し、台湾にはヘッドオフィスだけ残っていますが、1990年代まではほとんどの製作ラインが高雄に あり、2000年前後から少しずつ大陸にシフトしました、ちょうど私が韓国のメーカーの依頼でヘッドデザインを始めた時期でした。日本の今一番売れている シャフトメーカーの紹介で3社の工場に行ったのですが、驚いたことに高雄のどこの工場にも日本語の達者なスタッフがおり、打ち合わせ後製作ラインを見学し ました、どこの工場も熱せられた金属の熱気と、そうでなくても暑い高雄の気候と相まって異様な暑さだったことを覚えていますが、ヘッドの形になっていく工 程を追っていくと知っているブランドの新製品ばかりで以前から各メーカーが独自の工場で、独自の技術でヘッドを作っていないことは知っていましたが、ここ までだとは大変驚き、逆にメーカーの発想では作らないものを自分のデザインで作りたいと思ったのです、しかしそれからクラブになるまでが大変でした。
私がプレーヤーとしてゴルフをしていた頃は、パーシモンヘッドの文字通りウッドクラブで長さは43インチでしたので、交通事故後10年近いブランクの後、 いきなりその当時流行の45〜46インチは非常に構え難く、プッシュアウトかひっかけという状態でした、当時のシャフトにも原因があることは後で気がつい たのですが、まずヘッドを大きくすることでミート率が上がるであろうと考えどこまで大きく出来るか作ってもらうことにしました、とりあえず作って問題点は 後から修正をしていく方法を取りました、そして2001年に発売したのがMiracle500、Miracle450です。
当時のボリュームは300cc時代で業界では「いったい誰が使うの」と酷評でしたが、しかし今となってはタイガーも使う大きさです、ゴルフルールで規定されるほど話題になり私の考えは間違いでなかったと思います。
クラブを人間の腕にたとえると「ヘッド=手」で、「シャフト=筋肉」です、メーカーは
「手」の大きさや「形」「新素材」にお金をかけ開発し「筋肉」はOEM生産のシャフト屋さんまかせです。
ミラクルのテストで大型ヘッドは「重心距離」のためにいきなり右に飛ぶことが多く、私はシャフトで問題解決をしたいと思い、先輩の有名なクラブデザイナー にヘッドを見てもらいました「すごいねー、これだとトルクが5から6ぐらい大きくないとつかまらないんじゃないの」といわれ、しばらくシャフト談義をした のを覚えています。
私の考えは大型ヘッドのほうがアドレス時に安心感があり、クラブが短く感じる、さらに大型ヘッドを短く組むことでミート率が上がる、しかし「重心距離」の ためにトルクの大きいシャフトだと軸回り慣性モーメントのために、戻す力より開こうとする力のほうが強く働きフェースは開きやすく、タイミングが合いにい と思っていました、しかしそのデザイナーは長尺支持者で有名な方です、47インチのドライバーをシャフトのトルクで戻そうと考えていたようで話は平行線で した。
当時日本では大型ヘッド用に私の探していたロートルク、ダブルキックのシャフトが無く、韓国の日本のOEM専門シャフトメーカーに依頼して作りました、完 成まで半年以上の試作期間が必要で大変お金がかかりました。2003年にグラファロイから「大型ヘッド用ロートルクシャフト」として「ブルー」が発売さ れ、他のメーカーも追従しスペックも豊富になり現在は作らなくても良くなりました。最近メーカーは発想が尽きたのかまた長尺化に走り出しそうです、以前は ビッグバットのグリップが太くなるシャフト中心でした、しかし今はシャフト屋さんの努力により長尺で組んでもバランスの良いシャフトがあります。
メーカーと契約しているプロゴルファーは、メーカーから渡されるヘッドの中から構えやすいヘッドを選びますが、シャフトは標準装着のものは使いません。 OEMでシャフトを供給している会社のプロトタイプやアフターマーケットシャフトを挿します、自分のイメージ通りの弾道はシャフトを換えることによって可 能だということを知っているからです。



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