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MOBILE: 087-906-7272 (日本語)
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E-mail: sammy@sammygolf.com
Open: 12:00~20:00 (月曜定休)

Kankokutei

チームジャパンのリーダー 11月1日

「プレジデンツカップ」に出場した松山英樹が、初日のフォアボールマッチの最終ホールで、

チームにポイントをもたらすスーパーショット放ち「恐れを知らない男」と現地メディアに評され

「今まで見た日本人で一番いい、彼は精神的に強い」と知名度を上げました。

世界ランク2位のアダム・スコットと4試合をともに戦い、

終盤はパットに苦しんだA・スコットの代わりにラインを読むこともあり、

タイガー、マット・クーチャー組にも一歩も引かない戦いぶりを見せたのです。

 

松山は「相手選手は気にならなかったけど、組んでいる相手が世界ランク2位の選手なので、

自分の中でどこか足を引っ張っちゃいけないとか意識していたのかもしれない。

同じチームなのに逆に」と、いつもと違うプレースタイルに

大きく揺れた心理状態を打ち明けています。

また「池にも入れたけど、ショットはほんとうに紙一重だった。

パッティングも自分のいいストロークができて入らなかった。

“ラインを読む力”とか“風を読む力”とか、いろんな部分を伸ばしていかないといけない。

あとはショートゲームの差。150ヤード以内の精度がどの選手もすごくて、

自分みたいにミスしている選手はいなかった」と、さらなる飛躍のための課題も見つけたようです。

今回の会場はPGAツアーの「メモリアルオープン」が開催されていることで、

多くの選手が慣れ親しんだミュアフィールドビレッジGCでした。

ここをホームコースとするジェイソン・デイが世界選抜トップの3,5ポイントを

獲得したことでも分かるように、マネジメントが重要な戦略的なコースです。

24人中ただ1人、今週が同コースデビュー戦となった松山にとっては不利な面もありましたが、

課題はマッチプレーでの戦い方に対応できていなかったことでしょう。

松山が経験したマッチプレーといえば、「日本アマチュアゴルフ選手権」が

唯一といっていい舞台です。「日本学生ゴルフ選手権」「アジアアマチュア選手権」

「日本ジュニアゴルフ選手権」など、アマチュア時代に数々のタイトルを

獲得してきた松山ですが、「日本アマ」はベスト16が最高位とマッチプレーは苦手なようです。

ストロークプレーとマッチプレーでのプレースタイルについて

「同じです。だから勝てないんじゃないですか?」と松山本人も認めているように、

相手を気にせず、自分のゴルフに集中する松山のプレースタイルが、

局面ごとに攻め方を変える「マッチプレー巧者」の術中にはまっていた可能性はあるでしょう。

通算成績1勝3敗1分、1,5ポイントを獲得したのが

「プレジデンツカップ」初挑戦となった松山の戦績でした。

2年に1度の大舞台は、次回は韓国で開催されることになっています。

「高いレベルで噛み合った楽しさは、今までにないくらいの経験だった。

すごく良かったと思う」と、充実感に浸った1週間だった様です。

「2年後にコイツは文句なしに選ばなくちゃいけないっていう状態になっていないといけない。

そこを目指してやっていきたい」と語りましたが、

次回のアジアでの戦いまでに、課題を克服してくれることでしょう。

 

米国カリフォルニア州にあるコルデバレーGCで開幕された

「フライズドットコムオープン」は、PGA新シーズンの開幕戦でしたが、

新メンバーとなった松山と、2年目の石川が揃って開幕戦を迎えたのです。

「プレジデンツカップ」から転戦の松山は、火曜日に石川と練習ラウンドをこなしました。

終始和やかな雰囲気で、時折会話しながらのラウンドを楽しんだ2人でしたが、

疲労の色を隠せない松山と、万端の準備を整えて乗り込んできた

石川の雰囲気は対照的でした。

「プレジデンツカップ」での過酷な1週間と、12時間の移動の末に現地入りした松山は、

「疲れていますよ、でも、嫌な疲れ方じゃない。充実した疲れだし、

自分にとって良かったなと思う疲れ」とポジティブに語っていましたが、

ラウンド中は足取りが重く、疲れの色は隠せませんでした。

 

一方の石川は「ウェブドットコムツアー選手権」終了後、

早めに西海岸へと移動し、先週はラスベガスで次週開催コースを2ラウンド。

日曜日に現地入りし、万全の状態で「いい感じだと思います。

あとは試合でどこまでできるか。準備や、コースチェックは良い感じでできている」と語り、

ツアー2年目を自力で迎えた余裕も感じられました。

「いろんな人に会って、今年もまたPGAで会えて良かったと

声を掛けられることも多いので、昨シーズンとは雰囲気が違いますね」と、

心身ともに充実してのシーズンインとなりました。

 

石川が「スイングとかは勉強になるし、刺激になる」と言えば、

松山は「アプローチとか、学べることが多い」と、

行動を楽しみにしていたライバルの共闘が始まりました。

PGAツアーというと、ここ数年は今田竜二しかいませんでした。

日本語で話す相手も、練習ラウンドを一緒に回る相手もなく、

今田は「寂しいという感情は当然あった」と打ち明けています。

何より、モチベーションアップの面で「一人はしんどかった」と振り返っていました。

松山はこの夏、米ツアーのシード権が確定した時、「遼は?」と石川を気遣い、

石川は「ヒデキなら絶対やると思っていた」と、松山の健闘をたたえていました。

石川は「ゴルフや性格で、リオとマツヤマは何が違う?」と質問された際に、

石川は英語で「僕はしゃべるのが好きで英語も好きだけど、

彼は日本語でもペラペラしゃべらない。ゴルフも全然違う。

彼の方がアグレッシブ」と答えています。

アグレッシブなイメージの強かった石川が、

松山を自分以上に攻める男だと言い切ったのです。

お互いが心配したり、尊重し合ったりできるライバル関係は素晴らしく、

大きなプラスになってくれることでしょう。

 

石川は首位と5打差、松山は首位と6打差で迎えた最終日。

どちらも逆転による米ツアー初優勝を狙える位置にいたことは間違いありません。

松山は1番をバーディ発進し、3番、6番、7番とバーディを重ね、

首位との差を5打、4打、3打へと縮め期待を抱かせました。

しかし8番でフェアウエイから打った第2打を、グリーン左奥へオーバーさせてしまいます。

3打の寄せはグリーンに乗らず、第4打も寄せ切れずショート。

ボギーパットは沈めましたが、逆転への「流れ」を絶ってしまうボギーでした。

9番のパー5は初日も2日目も3日目もバーディを奪ったホールでしたが、

8番からの流れで、このバーディホールのティショットを大きく右に曲げてしまします。

ボールは赤杭の区域の中の溝の中でしたが水がないので、

そのまま打ち脱出しなんとかパーを拾いましたが、心中穏やかではなかったことでしょう。

 

その後も伸ばせず14番はボギー、パー5の15番は左エッジに4mとほぼ2オンしながら

イーグルパットがカップをすり抜け、返しの大きく曲がる1mを外しパーでした。

しかしこのホールはグリーン左にウォーターハザードがあり、

ほとんどの選手が右に逃げる中、唯一ピンをデットにアグレッシブに狙った

レベルの高いショットでした。

15番のグリーンは傾斜が強く、カップ際で大きく曲がるピンポジションに苦戦する選手が多く、

優勝争いに絡んできたV・シンが松山と同じように短いバーディパットを外し脱落。

石川も手前からのファーストパットを大きく左に外し、返しを外す3パットというホールでした。

しかし、松山は上がり3ホールすべてでバーディを奪い、3位に食い込んだのです

15番までの嫌な流れを補うような一打が、16番で打てたのが収穫だった」と語りましたが

「いいスタートを切ったのに、途中から失速して、勢いを最後まで続けられなかった。

後まで勢いを続けられなきゃ逆転優勝はなかなかできない。

途中でどういう気持ちの持っていき方をするか。そこを勉強したい」と、語っていますが

初戦から素晴らしい成績でした。

石川は「4日間で一番うまくいかなかった日」と21位に終わりました。

2、3番をバーディで好発進したのですが、5、8番のボギーで脱落してしまいました。

しかし過去の最終日と比べ「緊張がスイングに出ず、無心で打てた」と振り返っているように、

ショットの完成度は素晴らしく戦える状態だったのですが、

やはり問題は「パットのタッチが合っていなかった。

タッチを掴み切れずに終わってしまった」と語るパッティングでした。

伸ばせないまま迎えた14番では、4mのバーディチャンスを読み切れなかったのか、

はじめから30センチも左に打ち出してしまうミスパットでした。

その違和感の流れで15番は3パットになったのでしょう。

16、17番もバーディチャンスを決めきれずに終戦でしたが、

今までの石川とは違いこれからは松山が一緒にいます。

プライベートな時間を一緒に過ごすことが刺激になり、

以前の様に悪い流れを引きずることはないでしょう。

 

「満足感はほぼゼロ。でも充実はしている」と、初戦の感想を語っていた石川は、

PGA第2戦「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」の最終日に爆発しました。

通算12アンダー、5位タイから、米ツアー自己ベストに並ぶ「65」をマークし、

2012年「プエルトリコオープン」で記録したベストフィニッシュに並ぶ

2位で4日間の戦いを終えました。

1日4アンダーペースの通算16アンダーを自身に課し、最終日をスタート。

1番では第2打を60センチにつけ、バーディ先行の好スタートでしたが、

2番では25メートルから3パットでボギー。

5番パー3では、ティショットを再びピンそば60センチにピタリとつけてバーディと

ショットの好調さが目立ちました。

首位のW・シンプソンに3打差と迫った17番パー3では

「今までだったら怖くて右のバンカーに逃げたショットだと思うんですけど、

スイングがぶれることなく打てたっていうか、あのショットはすごい価値があった」と、

196ヤードのティショットを7番アイアンでピン方向にまっすぐに狙い、

奥5メートルからのバーディパットも沈めてみせました。

最終ホールは、「情けない上がり」と唇をかむボギーフィニッシュでしたが

「自分のリズムでやれたし、4日間の中で一番良かった。

勝つためにはこういうことが必要だと思う。

やっぱり上位でフィニッシュするということが選手を成長させるのかなと思います」と、

改めて感じている確かな手応えを、笑顔で語っています。

 

世界ランクを上げていくには「最終日こそ3m~6mぐらいのパットが入りましたけど、

3日間はまったく入っていなかったし、4日間で10m以上のロングパットが一度も入らなかった。

それでこの位置というのは、今までとはちょっと違うなと思います」と語るように、

やはりパッティングだと本人も強く感じているようです

ホールアウトした石川は、取材陣への対応後、

真っ直ぐ練習グリーンに向かったといいます。

4日間の戦いを終えたばかりで、練習する選手などまずいません。

誰もいないグリーン上で、短い距離のパッティングを繰り返した様ですが、

石川にとってはいつもと変わらぬ行動です。

辛辣なバッシングをあざ笑うかのように結果を残しましたが、

ワールドカップでも活躍してくれそうです。

真摯に取り組む、いつものその「姿勢」は、

「チームジャパン」のリーダーとしても期待が持てます。

 



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