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SAMMY'S GOLF CO.,LTD.
Bangkok Studio
日本料理・絆3階
3F 595/9 Sukhumvit 33/1 Sukhumvit Road
Klongtan-Nua Wattna Bangkok 10110
MOBILE: 087-906-7272 (日本語)
FAX: 02-259-2662
URL: www.sammygolf.com
E-mail: sammy@sammygolf.com
Open: 12:00~20:00 (月曜定休)

Kankokutei

ボールの歴史

私が日本で研修会に参加していた30年近く前、会場のゴルフ場に本間ゴルフのセールスが毎回来ていました。
そこでボールとクラブ、さらにキャディーバッグやグローブなどの小物を販売していました。
1976年にエキストラ90が発売されて78年にヒロ・ホンマが発売された頃です。当時6万円の給料の研修生には50%OFF(プロは無償)でも手の出せるクラブではありませんでしたがお客様のクラブを購入する場合も、研修生への卸価格は定価の50%引きだったと思います。
薄給の研修生達がホンマのセールスマンになるのは当然でした。ヒロ・ホンマのドライバーのヘッドは当然パーシモン、シャフトはランク別に3色、グリーン、ブルー、バイオレットで6万、8万、12万だったように思います。
そのときに、なんと現在のボール王様「タイトリスト」もホンマが売っていました。ゴム屋さんのダンロップ、ブリジストンと同じスタートラインに立つには、 ボールのラインナップが必要だったのでしょうか?今となっては定かではありませんが「ホンマ・アクシネット・タイトリスト」なんていうメーカー名の可能性もあったわけです。
その後ツースター、スリースター、フォースターとシャフトのランク別が進歩?を遂げ高額ブランドとして地位を確立したのです。

東南アジアでゴルフをプレーできるのは、ほとんど軍人だった時代です、タイでも軍の敷地内にゴルフ場が多いことからもわかっていただけると思います。
アジアでもホンマはプロ達に無償でクラブを配給することでシェアを伸ばそうとしました。プロゴルファーがセールスマンになり、スターの数が階級を表す軍人に人気が出て、思わぬ方向でホンマブランドがアジアに定着したのです。

USPGAツアーで契約外のパターやウェッジを売り込みたい新規参入メーカーは、出場選手に試合で使ってもらうと700ドル〜1,000ドルを支払い、成績によってボーナスを支給するという方法をとります。トッププロが使っていることが何よりに宣伝になるからです。

70年代からバブル期まではダンロップの全盛時代でした。代表ブランドは「マックスフライ」。日本でもトッププロのほとんどがダンロップ所属の時代でした。
マックスフライ・ゴルフボールの使用率は非常に高く、ボールを販売していなかった「ミズノ」契約のプロもボールはダンロップを使用していました。
ブリジストンの代表ブランドであるレクスターは、かなり水をあけられていた感がありました。アジアでもマックスフライが強く、アジアサーキットに来ると台湾、韓国のプロたちはダンロップの契約を欲しがったものです。

ダンロップの地位を確立したボールが“ダンロップ65”です、1934年の全英オープンで11年振りに優勝したのはイギリス人ゴルファー、ヘンリー・コットン。それまでの10年間はアメリカ勢に優勝カップをさらわれイギリス人ゴルファーは屈辱的な日々を送っていたのです。
ヘンリー・コットンの第2ラウンドの驚異的なスコア「65」を記して英国ダンロップが作ったボールです。それから30年の月日が流れ、日本ダンロップ(住友ゴム)が糸ゴムを丸い芯に巻きつけた、糸巻きボール“ダンロップ65”を発売しました。
当時はコンプレッション(硬度)別になっていました。ダンロップ65のコンプレッションは赤=90、青=80、紫=75となっていて、ボールがチョコレートのように1つ1つ包装されて箱に入っていました。

アジアカップ(後のワールドカップ)で優勝した中村寅吉プロが使用契約してから、中村一門をはじめ、多くのプロがダンロップを使用し、その流れがマックスフライへと移っていったのです。
ヘッドスピードが速いとボールのつぶれ方も大きくなります。
コンプレッションも硬くなり90から100、105というのもありました。

ブリジストンは1970年にレクスター、80年にADレクスター、82年にツーピースボールアルタスを発売、89年にレイグランデ、94年にアルタス・ニューイングと新製品を発売してきました。
81年プロ入りした倉本昌弘プロと契約、後にプロ入りした羽川、湯原プロとも契約し、徐々にシェアを伸ばしてきました。

ジャンボがブリジストンと契約し89年発売されたメタルウッド「J'sメタル」。このころから勢力が一変してきたのです。
ジャンボ軍団のすべての選手がブリジストンとの契約になったからです。
「J'sメタル」とツーピースボール「レイグランデ」をジャンボが使いだし糸巻きボールの時代が終わりを迎えました。
同時期に発売された最後の糸巻きボールは92年発売の「ザ・レクスター」と「ロイヤル・マックスフライ」一時代を築いた糸巻きボール「マックフライ」でしたが、現在はテーラーメイド・アディダスゴルフ社が、ゴルフボールと用品を販売しています。

93年「レイグランデWF」が発売され、94年J’sブランドのボール「JM2」が発売されました。しかし見た目はほとんど同じだったように記憶しています。
95年ブリジストンは「レクスター」ブランドの流れを「J'sジョーモデル」として発売しました。そして98年ジャンボがブリジストンと契約をしなかったため「ツアーステージ」ブランドが発売されたのです。

いまだに93年に発売された「レイグランデWF」が販売されているということはそれだけ完成度が高いということなのでしょうか?98年発売以降「ツアーステージ」ブランドのボールはこの10年間で20種類以上発売されています。
15年前に発売されたボールと、毎年理論武装されて発売されるニューボールが同じ棚に並んでいるのは、いかにもこの業界らしいおかしな話ですね。

ちなみに日本で最初にボールを製作したのは1927年に「ファーイーストゴム」という会社で岡山県玉野市に工場がありました。現在は買収されて「キャスコ」にその伝統は受け継がれています。



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