ミスショット
アドレスに問題があるため、コースで起こるミスショットを考えてみましょう。
ボールを上げようとして左肩が上がり、右肩を下げて体幹を右に傾けてアドレスしていると、ヘッドが手前に入りやすいことはお分かりでしょうか。ダフリ気味 の方は一度チェックしてください。左肩が上がったアドレスで力むと、ダフらなくてもインパクトではさらに左肩が上がりフェースが開き、スライス・シャンク が出やすくなります。
インパクトゾーンで左肩が上がり気味の方は、アドレスで意識して左肩を下げて、両肩のラインを同じ高さにするようにしてください。ボールの写真を真上から 撮るような目線を作ると良いでしょう。ボールの右サイドを撮るような目線は、ドライバーの総重量が100匁(375g)もあったパーシモン時代の構えで、 現代のクラブにマッチした理論ではありません。年齢や疲れから足の前側に体重がかからず、かかとに体重がかかりすぎたアドレスになっているゴルファーも多 く見かけます。かかと加重のアドレスはアドレスでグリップが体に近くなりすぎます。そのまま振るとダウンスイングで体が邪魔をするために、つまったような 上体が起き上がりやすい、振り抜けないスイングになります。結果としてフェースが開いて当たり、右に飛ぶ弱々しいボールで距離が出ないという結果を引き起 こすのです。
両足のかかとの下にボールを置いてそのボールを踏むように構えてみてください。
おへそをボールに向けるように前傾して、体幹とシャフトが95度前後になるようにすることがポイントです(写真参照)
ボールのだと滑りやすいので代わりに薄い板にかかとを乗せる方法や、かかとを上げたままスイングする練習ドリルもあります。自然に両足の拇指丘に体重が乗っているアドレスが出来ると、スイング中に下半身でバランスが取れて、どんな傾斜でも対応が出来ます。
かかと加重のアドレスではつま先下がりや左足下がりの傾斜は絶対に打てません。
両足のかかとで板を踏んだ状態ではフルスイングは出来ませんが、ハーフスイングでスイング中の前傾角度を保つ感覚を覚えるには非常に良い練習方法です。前 回のオーバースイングでも述べましたが、いつまでもバックスイングをしているとオーバースイングという無駄を作るだけです。アドレスではバックスイングの ポジションをイメージして、バックスイングでは切り返しをイメージと、常に先のポジションをイメージして、切り返したら慣性にまかせるのが「流れるような スイング」を作るポイントです。上半身がトップに達する前に、下半身が先に目標側に踏み込んでいく動きが「切り返し」ですが、どの方向に力をかけ続けるか が重要です、ボールと目標地点を結んだターゲットラインに対して力をかけながら振りぬくことが重要ですが、そのためには体幹の前傾角度を保つことがポイン トです。(写真参照)
ボールと体幹の距離を保てずに、アプローチでダフリ・トップが出るゴルファーにも効果があります、練習場で一度お試し下さい。




