元気なシニアゴルファー
ゴルフ関連の16団体によって構成されている「日本ゴルフサミット会議」は、主にこれからゴルフを始める人たちを対象に、 ゴルフの楽しさ、面白さをさらに広げるために「ゴルフ入門マニュアル」の作成し、初めての人でもゴルフのやり方が分かるような内容のWebサイト「気にな るゴルフ」www.kininarugolf.comで情報の提供をはじめています。
Webサイト「気になるゴルフ」は次の5項目から成っています。
①自然とのふれあい、 太陽をいっぱいに浴びながら大自然を満喫。四季折々に広がる鮮やかな景観や澄みきった空気をおもいっきり楽しめるのもゴルフの醍醐味。
爽快感を味わいながらのプレーで、気分もすっきりリフレッシュできます。
②仲間作り、ゴルフは、新しい仲間をつくり、交友を深めたりするためにもぴったり。気の合う者同士で集まれば、練習もコースも一層楽しくなることはもちろん、技術の上達やスコアアップなどにもいち早くつなげることができます。
③楽しさいろいろ、ゴルフは、さまざまな状況のなかで楽しさを見つけることができます。天気のよいときに青空に向かって白球を打つ爽快さ、仲間とのスイン グやクラブについてのウンチク合戦、トーナメント観戦等々。なにはともあれ、まずゴルフを始めなければそのすばらしさは分かりません。
④生涯スポーツ、ゴルフは年齢、体力、技量などに応じて自分のペースで楽しめるスポーツ。上手、下手にとらわれることなく、そして老若男女、年齢も問わない、みんなが気楽に取り組むことのできる生涯スポーツ。
まだ早いと思っている若い人たちも、もう少し若ければと思っている中高年の方も、ゴルフを知らないままではもったいないですよ。
⑤健康、ゴルフは他のスポーツに比べて体の負担が少ないスポーツ。太陽の下で澄んだ空気を吸いながら、自分のペースで無理なくできる全身運動。何気なく ボールを追いかけるだけで一日約10kmは歩きます。また、スコアへの挑戦は精神面での張りを持たせます。まさに、中高年の方にとってカラダ思いのスポー ツなのです。とゴルフの魅力のページで締めくくっています。
マニュアルを作り、ウェブサイトで情報を提供しはじめたのは、ゴルフ用品業界が600万人ともいわれる団塊の世代から一人でも多くの「元気なシニアゴルファー」を誕生させたいからです。
団塊世代の退職金総額は50兆円規模と予測され「元気なシニアゴルファー」を意識した商品の発売が2007年は続きました。
マルマンの「マジェスティ」セイコーエスヤードの「S・ヤードエクゼライト」ヤマハの「インプレスGRX」SRIスポーツの「ゼクシオ・プライム」プロギ アの「T3レッド」ミズノの「JPXプレミアムライト」ブリジストンから「ツアーステージ・エクゼ」ツアーステージはアスリートゴルファー向けのブランド だったはず?ジャンボ尾崎プロのブランドだった「J’s」が使えなくなったときにアスリートゴルファーを意識して発売されたブランドでした。
スペックを見ると本来のツアーステージとは大人と子供ほど差のある数字が並んでいます。コンセプトの違うクラブを無理やり同一ブランドで発売しなければな らない理由は何でしょう?ツアーステージを使っていたゴルファーが、たとえばシニア向けのアクセスブランドや飛距離を売り物にしているニューイングブラン ドだと素直に買ってもらえないと考えたのではないでしょうか。
ジャンボ尾崎プロと同年代の団塊世代ゴルファー、私の近くにもたくさんいますが「まだまだ若い」とSシャフトにこだわる異常なほど元気な方が多いのも事実です。
アイアンセットが50万円もしたバブルの象徴「J’s」ブランドから「ツアーステージ」への移行に苦労し、ゼクシオに苦戦した経験からか「ゼクシオ・プライム」のパクリ?のにおいがする「ツアーステージ・エクゼ」。
ほとんどのメーカーの団塊世代モデルに共通しているコンセプトは、軽さ、やさしさ、打ちやすさ、高弾道の飛び、中高年向けの品格と退職金目当ての高価格。
当然アイアンも同時発売していますがドライバーを軽く、長く、軟らかく設定しているためアイアンも同様に軽く、長く、頼りない、コースでは扱いにくいクラブに仕上がっています。
特にフェアウェーウッドを長くする理由が分かりません、クラブに貼ってあるシールの表示では43インチとなっているのに、測定すると43,5インチあり フックフェースでライ角がアップライト過ぎる構えにくいものが多く、やさしさ、打ちやすさのコンセプトから外れているモデルがほとんどです。
団塊の世代が大量リタイアを迎え2007年問題と言われた一年が終わろうとしています。
日本のゴルフ人口は約800万人とされています、その4割弱に相当する300万人が会員権を持っています。300万人の大半は団塊世代、このままの状態が 続けば2015年頃を境に市場は激減するでしょう。団塊世代はこの時期に70代へ突入し、活動が急速に衰えることが予想されます。2007年問題は 「2015年問題」への入り口に過ぎないという見方まであります、「プライム」「エクゼ」の次に登場するのは果たして?


