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日本料理・絆3階
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MOBILE: 087-906-7272 (日本語)
FAX: 02-259-2662
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E-mail: sammy@sammygolf.com
Open: 12:00~20:00 (月曜定休)

Kankokutei

日本ツアーのポジション 11月15日

今年のJLPGAの初戦「ダイキンオーキッドレディース」から、この原稿を書いている

「ミズノクラシック」終了時の優勝者の出身国は、日、韓、韓、日、日、日、日、日、韓、韓、韓、

中、韓、韓、韓、日、韓、日、日、中、日、韓、韓、韓、日、日、日、中、日、韓、韓、米となっていますが

日本勢14勝、韓国勢14勝、中国勢3勝、米国1勝となっています

 

涂阿玉やク・オッキが活躍した頃も、海外勢に5連勝、6連勝を許したことはありましたが

当時のような一人勝ちではなく、最近は毎週のように勝者が違うのが特徴です

4勝の全美貞や3勝のアン・ソンジュのプレー振りは安定していて

初日、2日目の成績を見ると「また勝たれるのか?」と感じることも多くなっています

また日米で活躍する中国のフォン・シャンシャンは参戦するたびに優勝しているようにも感じます

 

多くの外国勢が参戦し、成績でも席巻された感のある日本ツアーですが

海外選手の流入で、特に女子の試合は韓国や中国で数百万円の

放映権料を稼ぎ出すコンテンツになっているともいいます

その流れで将来的には韓国や中国の企業がスポンサーになることも考えられます

米女子ツアーはリーマンショックの影響もあり、米国内での試合が減少し

アジアやメキシコなど他国での試合が3分の1以上を占めるようになっています

米本土でのギャラリーの数は決して多くはなく、集客力という点では

日本女子ツアーは世界一の実力といわれています

試合数も米ツアー以上に多く、ギャラリーのマナーや運営体制もしっかりとしていて

米国より近いことからもアジアのプレーヤーには人気があるのです

 

5月の「ワールドレディス・サロンパスカップ」ではミシェル・ウィーが

日本女子ツアー初参戦を果たし話題になりました

「日本女子オープン」には世界ランク1位のヤニ・ツェンも参戦したように

歴史のある欧州や、隆盛の韓国でもなく、女子ゴルフ界においては

日本が米国と肩を並べる世界の2大ツアーになりつつあるのです

日米ツアーを掛け持ちするフォン・シャンシャンは今年大ブレークを果たしました

5月の「ヨネックスレディス」で優勝した2週間後に「全米女子プロ選手権」を制して

中国人初の「メジャーチャンプ」になりました

 

日本ツアーに専念し続けているアン・ソンジュ、全美貞や李知姫も

米ツアーに継続参戦すれば勝つ力は持っているはずです

日本の女子プロは日本にいながらにして世界最高峰の舞台で

ワールドクラスの選手とプレーをしていることになります

「世界最高峰のツアー」を目指すとしたら、マスコミが書き立てるような

「日本人が勝てない」ことを、大騒ぎする必要も無いのではないでしょうか 

 

日本国内だけでなく、米ツアーでも今や韓国人選手は優勝常連組となっています

1988年にク・オッキが韓国人初の米女子ツアー優勝を成し遂げて以来

23年間ですでに100勝を超えています。日本は樋口久子の4勝、岡本綾子の17勝

宮里藍の8勝などをすべて足しても1974年からの38年間で43勝となっています

韓国ゴルフ界の「国を挙げたジュニア育成」が、大きな成果を挙げたのは間違いありません

 

「メジャーチャンプ」になったフォン・シャンシャンは「日本人選手は65とか66のビッグスコアを

毎日出そうとは思っていない。安定しているけど爆発力も一瞬だけ

でも米女子ツアーで活躍できるのは、年間を通して毎日ビッグスコアを出せる選手で

そこが大きな違いかな」と語っています

米国人以外で初の「米女子ツアー賞金女王」に輝いた岡本綾子も

「日本では1日3アンダーで守りに入る。でも、向こうの選手は3アンダーまで伸びると

5・6アンダーまで伸ばせる日だとアグレッシブになるのが大きな違い」と語っていました

 

そしてフォン・シャンシャンに続く「新星」が中国から現れました

アマタスプリングCCで開催された「アジアパシフィックアマチュア選手権」で

14歳のグァン・ティンランが通算15アンダーで初優勝し

2013年の海外メジャー初戦「マスターズ」の出場権を獲得しました

また、グァンと2位の台湾のパン・チェンツンは「全英オープン」への

アジア最終予選会の出場権を手にしています

中国も韓国の様に「ナショナルチーム」に力を入れはじめているのです

 

グァン・ティンランは2011年の「世界ジュニア(11歳~12歳の部)」で優勝を飾っています

昨年には欧州ツアー最年少出場を「ボルボ中国オープン」で果たし

「中国アマチュア選手権」最年少優勝など「中国の天才少年」と呼ばれています

4歳でゴルフを始め、小学生時代から毎年夏場には

家族で米国に滞在しレベルアップを目指しています

今大会も毎日、両親とともにどの選手よりも遅くまで

練習場にいたのがこの少年だったといいます

3年連続優勝を狙った松山を破り、14歳にして「アジア最強アマ」となったのです

 

この優勝でマティオ・マナセロが16歳11か月で記録した

「マスターズ最年少出場記録」を、14歳5か月17日と大幅に更新することになります

中国勢のマスターズ出場は史上3人目の快挙ですが

ついに中国からも若い世代の強い選手が現れました

3連覇を狙った、松山英樹は初日、2日目にスコアが伸ばせず

首位とは8打差で最終ラウンドを迎えました

初日からの3日間は、3番ウッドでティショットを放っていたスタートホールから

ドライバーで攻め、2番ではグリーン手前からのピンを直撃するアプローチで

最初のバーディと攻めましたが、結局5バーディ、1ボギーの「68」のラウンドで

3年連続の「マスターズ」出場はなりませんでした

 

「伸ばさないといけないラウンドでパットが入らず、4日間噛み合わなかった」と

自身のラウンドを悔しそうに振り返っていました

昨年「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制し、手にした2年間のシード権は

来季が最終年で、アマチュアとしての「マスターズ」参戦が消滅したため

プロ転向時期が早まるかもしれません

今年の「マスターズ」は松山が日本人で唯一決勝ラウンド進出を果たしましたが

最後は悔し涙も見せた大会でした

8月の「全米アマ」への出場も「マスターズ」を見据えてのものでした

「全米アマ」は、世界各国のトップアマが集う権威のある大会です

上位2人には翌年の「マスターズ」出場権が与えられるほど

そのステータスは高いのですが、松山は「アジアアマ優勝者」として参加資格を持っていました

 

出場を悩む松山に「英樹には最初からメジャーを目指す選手になってもらいたい」と

公言していた丸山茂樹が「英樹は全米アマ出られるんでしょ? だったらぜひ出てくださいよ

僕もアメリカで戦っていたからこそ、ミケルソンやいろいろな選手と今でも『ハイ! 元気?』と

話ができるんです。海外の大きな試合に行っておいたほうが

将来一緒に戦う選手たちと今から知り合いになれるんですから

マスターズみたいなメジャーとは違うフィールドも経験しておいた方がいいですよ」と

東北福祉大の監督にアドバイスをしたことで松山は出場を決断したといいます

 

「全米アマ」は「全米オープン」と同じUSGAの主催試合のため

メジャー仕様のセッティングになっていました

そのセッティングに対応できず64人によるマッチプレーにも残れずに

松山は2日間で予選落ちを喫してしまったのです

狙っていたはずの「マスターズ切符」には遠く及ばず、結果だけを見れば惨敗でした

しかし「全米アマ」の翌週に行われた「日本学生選手権」で

初日、2日目と首位に立っていた松山のコメントは

「パターが全然入らなくて、きのうよりひどいラウンドだった

こんな調子だから全米アマは予選落ちしたわけで。日本の中ではトップでも」と

とそのコメントに大きな変化を感じました

 

松山は4オーバーで予選落ちした「全米アマ」で戦った選手たちを思い浮かべ

「あれだけレベルの高い全米アマのコースで、トップの選手が出した2日間9アンダーというスコアは

いくら頑張っても自分には出せそうもない感じがした

海外の選手と比べたら、この大会でも自分はもっともっとスコアを伸ばしていかないと」と

世界のレベルを痛感したようでした

 

「マスターズ」の出場で、世界の壁の高さは当然感じていたはずです

しかし、それは10歳以上も年の離れたプロたちもいる世界の話

力の差はあっても当然と割り切れたはずですが「全米アマ」で顔を合わせたのは

ほとんどが同世代の、まだプロにもなっていない選手たちで

「ショックというよりは……、あれが向こうのレベルなんだな、やっぱり高いんだなって思いました」と

現実をはっきりと突きつけられたということなのでしょう

 

「マスターズ」では2年連続で予選を突破し上位争いを経験し

日本ツアーではすでに昨年初優勝を果たしています

7月の「サン・クロレラ・クラシック」でも2位に入り、

同月下旬には日本人男子として初の「世界アマチュアランキング1位」にも輝きました

石川遼ですら歩んだことのない道を松山は進んでいるのです

「日本学生選手権」も結果は6打差の圧勝と、日本には切磋琢磨できるライバルはいません

 

もっと高いステージで戦いたいと感じてプロになるとしたら、米ツアーや欧州ツアーの予選会を受け

海外でプロデビューしたほうがいいように思います

孤独に戦い続けてきた松山だからこそ選べる道もあるはずです

前回述べたように米国に参戦する石川は、ビッグブランドと契約し

サポートを受けることになりました

しかし松山には宮里美香が歩んだように、どことも契約せずフリーの立場で

海外からのプロデビューした方が、目指す世界への近道に思えます

 

 



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