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SAMMY'S GOLF CO.,LTD.
Bangkok Studio
日本料理・絆3階
3F 595/9 Sukhumvit 33/1 Sukhumvit Road
Klongtan-Nua Wattna Bangkok 10110
MOBILE: 087-906-7272 (日本語)
FAX: 02-259-2662
URL: www.sammygolf.com
E-mail: sammy@sammygolf.com
Open: 12:00~20:00 (月曜定休)

Kankokutei

粗大ゴミを売るクラブ・メーカー

各メーカーが「飛距離が10ヤード〜20ヤード伸びます」なんてクラブを年々競って売り出しています、しかしそのほとんどは心底飛距離を欲している非力な人や年配者にはあまり役立っていないのが現状です。
それどころか、何とか目先を変えて新しいクラブを売りつけようと、シャフトを年々長く伸ばしていき、それが行き渡ってもう売れる余地がなくなったと見るや、今度はシャフトを短くし、こっちの方が実は飛ぶんですと詐欺まがいの売り方をしています。

ルール改正年である2004年に、クラブの長さの最長が48インチと規制され、それと同時に、『60度法』という測定法で長さの概念が統一されました。
しかし48インチ以下のクラブに関しては各メーカーの測定基準点が違いクラブの長さがメーカーによって微妙に差があることをご存じでしょうか。クラブに貼ってあるシールに表示されている同じ長さのクラブを何本か並べてみて下さい。
同じ45インチとシールに表示してあっても明らかに長さに差があります。おそらく最長と最短の差は、1/2インチ以上あるかもしれません。
これは、ゴルフ業界全体において、いろんな意味で、混乱をきたすことになっていると言っても過言ではありません。

高反発デカヘッドのドライバーもしかり。「うん、ほんと、これ飛ぶかも」と、珍しくゴルファーに喜ばれるクラブが普及したと思ったら、2008年の高反発規制が発表されました。
するとどうでしょう。すかさずメーカーはこれに便乗し「違反クラブはどうぞ新製品の適合クラブにお買い換えを」と宣伝合戦をはじめています。

高反発クラブは公式競技やクラブ競技で使用が禁止され、同クラブで出したスコアでは公認ハンディが取れないというだけのもの。一般ゴルファーが遊びでする ゴルフには何の問題もないのです。私にはルール変更に便乗して、適合クラブへの買い換えをアピールする、結果として販売促進を図るためのルール改正としか 思えません。

SELは「スプリングフェース効果」ということですが、なぜ規制されたかというとUSGAからは非常にあいまいな答えしかかえって来ません。
1990年代の半ばに無名のツアープロがルールを決めるUSGAの役員に「チタンドライバーをどうにかすべきです、飛距離が出すぎて試合が台無しです」と話した一言からUSGAはPGAツアーのドライバーの飛距離を調査したのです。
結果として15年で20ヤードほど飛距離が伸びていることが分かりました。

しかし同じ15年で①パーシモンのドライバーより軽量化が進み、ツアープロのヘッドスピードの平均値も上がっていた②使用されたドライバーの長さの平均値 も伸びていた③ドライバーのロフトの平均値が減少した④ツアープロはみんなカスタムメイドのクラブを使うようになっていた⑤試合を早く進めるためにフェア ウェーは短く刈られ、給水が抑えられた⑥ボールの飛距離性能は上がった⑦シャフトの性能も上がったというようなことは考慮されなかったのです。

もっとも奇妙なのはUSGAがロボットか実際のゴルファーを使って反発係数(COR)の高いドライバーの飛距離テストをしなかったことです。
USGAは科学的なテストではなく机上の計算で規制のルールを作ったのです、最初から結論として平均飛距離を伸ばしたのは反発係数だと結論付けていたとしか思えません。

クラブのヘッドがボールに当たると、ボールはフェースにつぶされ、フェースは内側に曲がります。ちょうどトランポリンでジャンプしているのと同じです、これがスプリングフェース効果です。
インパクト時にフェースがもっと内側に曲がり素早く戻るようにすれば、ボールのエネルギー損失が減ります。
当然ボールスピードが増し飛距離が伸びるのです、チタンは強度と弾力性に優れていて以前の素材より大きくたわみます。
現在USGAのSELが規制に適合しているかどうかを判定する方法は反発係数を検査する方法から「キャラクタリスティック・タイム」と呼ばれる方法に変わりました。

テストはスチールのボールを振り子にしてフェースの中央にぶつけます。そしてボールが反発する前にフェースにとどまっていた時間を高性能センサーで測ります。
フェース面を大きく、広くすることで「特殊肉厚フェース構造」が可能になり、ボールスピードを最大限に引き出しながら、芯を外れたショットのボールスピー ドの減速を最小にできるようになりました。高慣性モーメントや高性能シャフト、ボールの進化などの飛距離を伸ばすための重要な要素の組み合わせひとつに、 スプリングフェース効果も含まれるだけなのです。

新しく買わされたクラブもいずれは型遅れとなり、我慢して使い続ける人は自分のクラブにひけめと不満をもって使うことになる。メーカーが鳴り物入りで売り 出した〝先進テクノロジー〟のクラブを、メーカー自身がわずか1〜2年で粗大ゴミ化してしまうような売り方をしているのです。

もしゴルフを真に大衆のスポーツにと願うなら、こんな使用者を欺くような物の売り方はすべきでないと思います。



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