Sammy's Golf Studio
LinkContact Us |  
HOME
SHOP
FITTING
GOLF GOODS
GOLF COURSE
BLOG
Sammy's Golf Studio - Kankokutei
最近の記事
■8月1日 ルール変更
■7月15日 ホスピタリティ
■7月1日 P・ミケルソンの奇行
■6月15日 本番力
■6月1日 ツアーの今後
■小平PGAツアー優勝 5月1日
■マスターズウイーク 4月15日
■ルール変更 4月1日
■ベースボールグリップ 3月15日
■3月1日コラム

アーカイブ
■November 2018 (5)
■May 2018 (4)
■March 2018 (2)
■February 2018 (4)
■November 2017 (2)
■October 2017 (2)
■September 2017 (1)
■August 2017 (1)
■February 2016 (1)
■December 2015 (4)
■September 2015 (2)
■July 2015 (1)
■June 2015 (1)
■May 2015 (1)
■February 2015 (5)
■November 2014 (1)
■October 2014 (2)
■September 2014 (2)
■August 2014 (2)
■July 2014 (2)
■June 2014 (1)
■May 2014 (3)
■April 2014 (1)
■March 2014 (3)
■February 2014 (1)
■January 2014 (2)
■December 2013 (2)
■November 2013 (2)
■October 2013 (3)
■September 2013 (1)
■August 2013 (2)
■July 2013 (2)
■June 2013 (3)
■May 2013 (2)
■April 2013 (1)
■March 2013 (3)
■February 2013 (1)
■January 2013 (3)
■December 2012 (1)
■November 2012 (2)
■October 2012 (2)
■September 2012 (3)
■August 2012 (2)
■July 2012 (2)
■June 2012 (2)
■May 2012 (2)
■April 2012 (1)
■March 2012 (1)
■February 2012 (2)
■January 2012 (2)
■December 2011 (2)
■November 2011 (3)
■October 2011 (2)
■September 2011 (2)
■August 2011 (2)
■July 2011 (2)
■June 2011 (2)
■May 2011 (2)
■April 2011 (2)
■March 2011 (2)
■February 2011 (2)
■January 2011 (2)
■November 2010 (2)
■October 2010 (1)
■September 2010 (2)
■August 2010 (1)
■July 2010 (1)
■June 2010 (1)
■April 2010 (2)
■March 2010 (2)
■February 2010 (1)
■January 2010 (2)
■December 2009 (3)
■November 2009 (2)
■October 2009 (2)
■September 2009 (2)
■August 2009 (2)
■July 2009 (2)
■June 2009 (2)
■May 2009 (2)
■April 2009 (2)
■March 2009 (2)
■February 2009 (2)
■January 2009 (2)
■December 2008 (2)
■November 2008 (2)
■October 2008 (2)
■September 2008 (2)
■August 2008 (2)
■July 2008 (2)
■June 2008 (2)
■May 2008 (2)
■April 2008 (2)
■March 2008 (2)
■February 2008 (2)
■January 2008 (2)
■December 2007 (2)
■November 2007 (2)
■October 2007 (2)
■September 2007 (2)
■August 2007 (2)
■July 2007 (2)
■June 2007 (2)
■May 2007 (2)
■April 2007 (2)
■March 2007 (2)
■February 2007 (1)
■January 2007 (2)
■December 2006 (2)
■November 2006 (2)
■October 2006 (2)
■September 2006 (1)
■August 2006 (2)
■July 2006 (2)
■June 2006 (2)
■May 2006 (2)
■April 2006 (2)
■March 2006 (2)
■February 2006 (2)
■January 2006 (1)
■December 2005 (2)
■November 2005 (2)
■October 2005 (2)
■September 2005 (2)
■August 2005 (2)

image shop

SAMMY'S GOLF CO.,LTD.
Bangkok Studio
日本料理・絆3階
3F 595/9 Sukhumvit 33/1 Sukhumvit Road
Klongtan-Nua Wattna Bangkok 10110
MOBILE: 087-906-7272 (日本語)
FAX: 02-259-2662
URL: www.sammygolf.com
E-mail: sammy@sammygolf.com
Open: 12:00~20:00 (月曜定休)

Kankokutei

財界とゴルフ界

日本のトーナメント振興に一役買った代表的な財界人は、本田宗一郎氏(ホンダ)と佐治敬三氏(サントリー)ではないでしょ うか。本田宗一郎氏が、本田技研最高顧問だった頃、ハワイのパールカントリークラブを渋々引き受けることになったのですが、他社がハワイでゴルフ場開発し ていたメンバー制の事業が、第一次オイルショックで難航し、その引き取り手として本田開発興業に救済を要請したのです。本田開発興業は、本田宗一郎氏が 『文化・教育・スポーツを通じ、世の中に貢献すること』を目的に創立した会社でした。「ホンダ(本田技研工業)がやらないこと、できないことで、世の中の 役に立つことをやろう。儲けなくていい。儲けは少しでいいから」との信念で創立した会社でした。

藤原弘達氏との対談で本田宗一郎氏は「日本のゴルフ場が経営面で効率が悪いのはメンバー制が強いというところにもあると思うんだな。メンバー制だと儲かっ ても儲からなくてもいいなんていうことになる。儲けに対して考慮しないんだ。金がたりなくなりゃ、メンバーが出しあうとか、という調子だから、経営に対し て真剣になれないんだ、経営者は。本当の経営者なら自分の責任において従業員を食わせようとする。いまのゴルフ場の経営者はそうじゃない」と語っていま す。

パールカントリークラブの経営について、本田宗一郎氏は条件を出しました。「条件は、3つ。その①が、地元密着の方針を堅持すること。メンバーではなく、 誰でもプレーできるパブリックコースにすること。そして②つめは、ローカルのプロとアマチュアのためにトーナメントの機会を設けること。さらに③つめとし て、ハワイのプロを日本のトーナメントに参加させるチャンスをつくり、育てること」でした。

パールカントリークラブ出身で、日本のトーナメントで活躍したのは、1987年に日本ゴルフツアーで賞金王となった日系3世のデビット・イシイです。日本 ゴルフツアーで通算14勝(歴代13位)を挙げたトッププロです。1990年にはPGAツアーのハワイアンオープンで1966年のテッド・マカレナ以来と なる地元選手としての優勝を果たしました。

本田氏は「科学的に経営する人より、うちのパールカントリーをやってるやつみたいにまるっきりのシロウトが経営すべきだ。シロウトはなにごとにつけ疑問を 感じる。長くゴルフ場の経営をやってるとつい疑問を感じなくなる。それに他から忠告を受けても「オレは長年やってるんだ、オレのほうがエキスパートだ」と つっぱって改革しようとしない。保守反動になっちゃう」と対談で語っています。約5年間をかけコース改善に着手し、クラブハウスも建てかえ、コンピュータ 制御の散水システム設置など、パールカントリークラブは、年々グレードアップしていったのです。

「パールオープン」の開催も、本田氏の条件のひとつでした。トーナメントと言っても、テレビ中継されて、高額賞金で、トッププロを集めてという一般的な発 想での開催ではありませんでした。バブルの時期には「スポンサーになりますから、もっと大きなトーナメントに」というような要請も多かったようですが、そ れらはすべて断わったそうです。運営はボランティアに任せ、ホンダ以外は70数社の地元スポンサーの協力で開催しています。

第1回ハワイ・パールオープンは1979年で優勝したのは、鷹巣南雄プロでした。
第2回優勝が地元のデビッド・イシイで、2001年大会の優勝者・田中秀道はその後米ツアーに挑戦したのです。「賞金を高くすることよりも、こういう大会 が長く続くことが必要だと思っています。是非、長く続けてください」と田中はメッセージを残しています。2003年にはハワイ在住の13歳の女子アマチュ アゴルファー、ミシェル・ウィーが出場、2008年には石川遼がパールオープンに出場して話題になりました。

本田宗一郎氏が発案したハワイ・パールオープンも、ひとつのトーナメントのあり方です。年々積み重ねていく地域密着型トーナメントと、地元選手を育てるという理念と信念は、本田氏亡き今も変わらずに継承されています。

デビッド・イシイは「Mr.本田と出会うことがなかったら、今の自分はなかった。感謝しても感謝しきれないほどの恩を受けました。いつも大きな声で語り、 笑顔を絶やさない。そんなMr.本田の笑顔は今でも思い出します。」と感謝の言葉を語り、現在はパールカントリークラブのディレクターになっています。

企業の社会的役割とはなんでしょうか?「企業経営とは雇用を創出し、働き手を守り、社会に貢献することだ」と、本田宗一郎氏の「天の声」が聞こえてきそうです。

ゴルフの祭典といえば「マスターズ」ですが、毎年ジョージア州オーガスタで開かれる地元密着型だから「マスターズ」なのでしょう。「マスターズ」がニュー ヨークやロサンゼルス開催なら、きっと雰囲気が変わったはずです。米ツアーはでスポンサー名は変わっても、サンディエゴ、グリーンズボロ、フェニックス、 ハワイ、ケンパー、ツーソン、ミルウォーキー……と地名がついている大会がかなりありました。それは、地元密着型で、いわば「我らが町の恒例行事」的な育 ち方をしていたのです。それが年月を経て大会の雰囲気を醸し出しているから、根付く訳で、こういうスタイルのゴルフ・トーナメントが多く開催されるべきだ と思います。

もう一人はサントリーの2代目社長、佐治敬三氏です。もともとサントリーは、社会との結びつきを非常に強く意識している会社です。創業社長の鳥井信治郎氏 の経営哲学を語るうえで欠かせない言葉に「利益三分主義」というのがあります。「企業は社会の一員であり、社会とともにある。だから事業で得た利益は会社 や株主、社員のために使うだけでなく、3分の1は社会にお返ししよう」という考えです。実際に、鳥井氏は老人ホームや保育園などを設立し、様々な社会貢献 活動に取り組まれました。

続いて2代目社長となった佐治敬三氏は「文化で社会にお返ししよう」と、サントリー美術館、サントリーミュージアム、サントリー音楽財団、そしてサントリーホールなどを次々と設立したカリスマ的な名物経営者でした。

スポーツ、文化事業にも力を注ぎ、大相撲の若乃花、貴乃花の後援会長を務め、若乃花の結婚では媒酌人を務めました。73年にバレーボール部、80年にラグ ビー部を創設し話題を集めました。「プロ野球球団を持ちたい」という夢を持ち、米国のマイナーリーグを所有し、89年(平成元年)には阪神、92年にはオ リックス、大洋(現横浜)の買収に関心を寄せ、97年には大リーグ、ドジャース買収にも身を乗り出していたとされています。1978年にロンドン郊外のウ エントワース・クラブで開催され、青木功プロが海外初優勝を果たした「世界マッチプレー選手権」のスポンサーを1979年から12年間引き受けていまし た。

「サントリーオープン」は1973年からの開催で、最も多く開催されたコースは習志野CCでした。ホームコースの尾崎3兄弟の活躍もあり、5万人近いギャ ラリーが詰め掛ける大人気のトーナメントでした。帝王・ジャック・ニクラウスを筆頭に、グレッグ・ノーマンやニック・プライス、最近ではフィル・ミケルソ ン、ビジェイ・シン、レティーフ・グーセンといったトップクラスの招待選手も話題になりました。

しかし「サントリーオープン」の一番の功績はゴルフに関心のない主婦層までをも、トーナメント会場に呼び寄せてしまった「プロアマトーナメント」開催では ないでしょうか。人気歌手や人気俳優が多数参加するプロアマには、夢中になってタレントを追っ掛けるオバサマ達が大挙押し寄せ、プロアマ一日のギャラリー 数が1万5千人に達したほどでした。

天才的な腕前を持ちながら、どんな試合のどんな場面でも絶対に安全な道を選ばず、一か八かの勝負に出てしまうプロゴルファーを主役にした映画「TIN CUP」のプロモーションのため、急きょ来日した人気俳優ケビン・コスナーがプロアマに特別出場したこともありました。スポーツショーとしても注目され、 毎年別枠でテレビ放映されていました。サントリーオープンの凄さはこれだけではありません。トーナメントの一週間、ギャラリーに飲食をサービスする巨大な テントを設営し、品揃えからスタッフの接客態度まで、質の高いサービスを提供しました。これだけのギャラリーサービスを準備し、ファンを満足させたトーナ メントがツアーから姿を消してしまったのは大変残念なことです。

トーナメントを盛り上げるのはスポンサー企業の総合力。いくら素晴らしいサポートがあっても試合の中身が進歩していかなくては盛り上がりません。賞金を入場収入で賄えない、興業主としての日本ツアーの能力不足が解消されない限り、スポンサー離れは続くでしょう。



| Home | Shop | Fitting | Golf Goods | Golf Course | Link | Blog | Contact Us |
(C)Sammy's Golf Co.,Ltd. All right reserved.