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SAMMY'S GOLF CO.,LTD.
Bangkok Studio
日本料理・絆3階
3F 595/9 Sukhumvit 33/1 Sukhumvit Road
Klongtan-Nua Wattna Bangkok 10110
MOBILE: 087-906-7272 (日本語)
FAX: 02-259-2662
URL: www.sammygolf.com
E-mail: sammy@sammygolf.com
Open: 12:00~20:00 (月曜定休)

Kankokutei

PGAツアー終盤の戦い 9月1日

優雅なスイングとおっとりした物腰から「The Big Easy」と

称されているアーニー・エルスが好調です。

メジャー4勝でPGAツアー19勝、欧州ツアー28勝の実績ですが、

世界ランク1位に君臨したこともあり「世界ゴルフ殿堂」入りしているプレーヤーです。

「全米プロ」の最終日は「65」の7位タイでフィニッシュ。

今シーズン初のトップ10フィニッシュを果たし、

フェデックスカップポイントでも15人を抜いて、83位に浮上しました。

 

「クラブを上手く使えるように、ハードワークをこなしている。

信じられないくらい良いリズムに乗れた。

全てのホールでバーディを取れる気がしたくらい。それだけの勢いに乗れた」と、

2年前のミュアフィールドで制した「全英オープン」に近い感覚を

「全米プロ」の最終日で得たと語っています

 

雨でおよそ2時間の中断を挟んだ時に2番ホールにいたE・エルスは、

シェリル・カルダー医師と続けている視覚化(ビジュアライゼーション)

トレーニングについて「これまでのようにグリーンでミスばかりしていれば、

誰だってパットの調子を戻すのは難しいと考えてしまう。

でも、シェリルのおかげで自分を信じられるようになったし、

彼女も私がパッティングに優れていると信じてくれている」と、

トレーニングの効果を語っています。

「彼女が立ててくれる練習をこなしているだけだが、

ここ数週間で自信が出てきた。以前よりも安定してきたし、

ストロークも良くなった。今後もトレーニングを続けていくよ」と

腰痛を抱えながらも自信を取り戻しつつあるようです。

 

E・エルスはオーバーワークを腰痛の理由としてあげていますが

「以前も同じような痛みを経験しているため、

トレーナーも対処法を理解している」とも語り、

PGAツアー通算20勝達成を目標に掲げています。

「全英オープン」を制した際に使っていたベリーパターを

ショートパターに持ち替え「グリーンでは、以前の自分を感じられている。

だから凄く興奮しているよ。大きな空白を埋められたように感じる。

特に、自分に欠けていたショートゲームの面でね。

パットが決まるようになるのは気持ちが良いこと。

こうして話している今も笑顔になってしまっているかもしれない。

ゴルファーにとって、パットが不調の時は笑えないもの。

今後数年以内にメジャーで勝てる気がしているほどにね。

だから、今後もコツコツとやっていくさ」と、プレーへの自信はコメントからも明らかで

「フェデックスカッププレーオフシリーズ」で、爆発する可能性を感じます。

 

レギュラーシリーズの最終戦「ウィンダム選手権」初日、

カミロ・ビジェガスが1イーグル5バーディの「63」で回り、

7アンダー単独首位の好スタートを切りました。

日本勢では来季のシード権を懸けた今田竜二が

5バーディ・1ボギーの「66」で回り4アンダーの9位タイで好発進を決めたほか、

松山英樹が1イーグル・1ボギーの「69」、1アンダー49位タイ、

石川遼は3バーディ・3ボギーの「70」で回り、

イーブンパー73位タイとやや出遅れたスタートでした。

 

2日目は石川が9バーディ・1ボギーで回り、この日のベストスコア「62」をマーク。

通算8アンダーとして、首位と2打差の7位タイまで急浮上しました。

初日を49位タイで終えた松山は、「70」で回り通算1アンダーと

順位を79位タイまで下げ、カットラインまで1打足りずに予選落ちしましたが、

松山のPGAツアーでの予選落ちは、4月の「RBCヘリテージ」以来でした。

 

今季3度目の予選落ちとなりましたが、浮上のきっかけになりそうな場面もありました。

前半9番で奥から3メートルのバーディパットを決め、

通算2アンダーとしてハーフターン。

ところが11番で6メートルから3パットのボギーで後退すると、

続く12番からは4メートル前後のバーディパットをことごとく外してしまいます。

 

「ショットが悪い中でもチャンスはたくさんありましたし、パーオン率も高かった。

最後の締めが上手くできなかった」と語るように、18ホール中

15ホールでパーオンを果たしています。

カットラインに1打差で迎えた最終18番では、打ち上げ、左足下がりのライから

ピン右奥2メートルにつけるスーパーショット。

「全米プロ」でバーディ、イーグルフィニッシュで決勝ラウンドに進んだ

2日目を思い起こさせる1打を放ちますが、

続くパットは無情にもカップの脇をすり抜け「毎週毎週、

あんな劇的な感じでは行かないでしょうね」と、苦笑いの終戦でした。

しかしラウンド後3時間あまりの居残り、練習に懸命に取り組む姿勢は

「フェデックスカッププレーオフシリーズ」に繋がってくれるでしょう。

 

初日9位タイだった今田は4ボギー、2ダブルボギーと大崩れ。

通算4オーバー133位タイで、こちらも予選2日間で姿を消すこととなり、

来季のシード復帰への道が再び遠のきました。

「昨日とは真逆で。気分屋なんですかね」と、

出だし5ホールで3メートル前後のバーディパットを沈め勢いづいた初日とは違い、

2日目はスタートの10番でいきなり3パットボギー、

14番はグリーン手前の花道からの第3打で、まさかの“ザックリ”ミスから

ダブルボギーを叩き、序盤から後退への道をたどりました。

カラーからも含め3パットが相次いだラウンドに

「ここ数年はやっぱりパットに苦しんでいる。調子が良かった時は

パットで流れを掴んでやってきた。ショット自体はもともと下手だから、

そんなに変わってないと思うんですけど、流れを変えるパットが入らない」と、

苦悩を語っています。

 

今田は少年時代「マスターズ」をテレビで見たことで強い憧れを抱き、

14歳の時アメリカでゴルフを学びたいと、単身フロリダ州タンパに渡り

ゴルフを学んでいます。

ジュニア時代には、15歳でアメリカのジュニア・トーナメントに初優勝を記録するなど、

全米ジュニアの大会で通算6勝を挙げ、

「ゴルフウィーク誌選出最優秀ジュニアプレーヤー」

「ロレックス・ジュニア年間最優秀選手賞」などを受賞。

全米アマチュアランキングでタイガー次ぐ2位になるなど、

輝かしい経歴を持っています。

2008年5月PGAツアーの「AT&Tクラシック」の最終日、

首位から3打差でスタートからケニー・ペリーとのプレーオフに持ち込み、

最初のホールでK・ペリーがボギーを叩いた後、今田はパーをセーブし、

悲願のPGAツアー初優勝を飾り、夢だった「マスターズ」にも出場を果たしています。

日本人としてのPGAツアー優勝は青木功、丸山茂樹に続いて史上3人目でした。

 

今大会終了後、現在195位のフェデックスカップランキングで

200位以内をキープすれば、2週後に始まる全4戦の下部ツアー選手との入れ替え戦

「ウェブドットコムツアーファイナルズ」に参戦して

再び来季の出場権獲得を狙えるのですが、

他選手の動向で201位以下となれば、

下部ツアーのQT受験というステージを踏むことになります。

「泣きながら、なんとかかんとか、やるしかないんです。苦しいし、つらいけど、

僕にはこれしかない。他に才能があるわけではないしね。

ゴルフしかないんで。ここで頑張るしかないんで。

やっぱり結果がすべてなんですけど、それだけじゃないって思いながら

頑張っていくしかない」と語っています。

中学生時代に単身で海を渡り、日本人選手の中で誰よりも長く、

米国の厳しさに身を委ねてきた先駆者が次の戦いに挑みます。

 

ベストスコアの石川は「自分でもビックリしている。

今シーズンのベストラウンドだと思う」と語っていました。

出場全選手のうち2日間を通してのベストスコアで、

2011年「WGCブリヂストンインビテーショナル」3日目の

「64」を更新するベストスコアでした。

「実感がないというか、予選落ちかなと思ってスタートした」と、

笑顔で答えていましたが1番でいきなり3パットボギーを叩き、

予選通過のカットラインから一歩遠ざかり、

4番ではティショットを大きく左に曲げ、悪い流れになりそうでした。

ところがこのボールが木に当たってフェアウェイに出たところから

流れは急転するのです。

4メートルのチャンスを活かしてバーディを決めると、

続く5番パー5では2打目をアイアンでグリーン右のエッジまで運び

2連続バーディ「自分の持っているテーマを焦らず続けていこう」と、

ドライバーでアドバンテージを得ていく攻撃的なゴルフに徹することだけを考え、

目の前の一打に集中し流れを引き寄せます。

圧巻は後半のバーディラッシュで9番、10番は、

いずれもドライバーでのビッグドライブから、

アプローチウェッジでピンに絡めて2連続。

さらに12番パー3から2連続、15番パー5からは3連続バーディを決めてもせます。

 

最終18番は第1打を「最悪のショット。ボールを撫でてしまった」と

右ラフに大きく曲げますが、2打目できっちりとグリーンを捕え、

強烈な下りのフックラインを2パットでパーセーブ。

「今シーズン、アプローチとパットを磨いてきた。それがやっと噛み合った」と

安堵感いっぱいに語っていました。

2日間のドライビングディスタンス294.7ヤードは堂々の1位。

パー3を除くと、セカンドオナーも一度もなく

「刻もうと思えばいくらでも刻めるコース」というだけに、

攻め方のルートはいくつも考えられるコースです。

しかし取り戻したドライバー中心のプレースタイルと、

練習を繰り返したショートゲームが「62」という数字に現れたのでしょう。

トップとは2打差に迫り「本当に楽しみ」とも語っていましたが、

米国で予選を通過したのは6月初旬の「ザ・メモリアルトーナメント」以来でした。

 

しかし期待された3日目の石川は、この日ワーストとなる「78」の大崩れとなり、

通算イーブンパーまでスコアを落とし、

順位も67位タイまで一気に下げてしまいました。

出だしの1番からティショットを左に曲げてボギーとした石川は

6番でもボギーを重ね、11番では3パットのダブルボギー。

13番でもティショットを大きく右に曲げてトリプルボギーを叩くなど、

前日とは別人のラウンドでした。17番でこの日唯一のバーディを奪いますが、

直後の最終18番で4オン2パットのダブルボギーとするなど、

最後までプレーに精彩を欠きました。

 

最終日は首位に4打差の8位タイからスタートした

カミロ・ビジェガスが前半アウトを「29」で回るなど、

1イーグル、5バーディの「63」をマークし、通算17アンダーとして

2010年「ザ・ホンダクラシック」以来4年ぶりのツアー通算4勝目を飾りました。

67位タイからスタートした石川は2バーディ、2ボギーの「70」とスコアを伸ばせず、

通算イーブンパーの70位タイでフィニッシュしましたが

「初日、2日目の緊迫感とは違い、集中するのが難しかった」と、

最終日にも関わらずラウンド後は練習場で打ち込みを行なっています。

 

1年前、下部ツアー選手との「入れ替え戦」行きが決まった

昨年大会のことを思い起こせば、来季のシードを確保した

今シーズンの成績は立派なもので、戦いのなかで

確実にステップアップを果たしています。

「最低限のラインはクリアした。今の順位で満足していないところもあるが」と、

今後の戦いに期待が持てます。

来季のシード権を手にしたフェデックスポイントランキング

上位125人で争われる「フェデックスカッププレーオフシリーズ」 の初戦を

75位で迎える石川は、既に2戦目の「ドイツバンク選手権」までの出場が確定しています。

当面の目標は上位70人による第3戦「BMW選手権」の出場権を勝ち取ることです。

最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」に進む上位30人に入れば、

来年度のメジャー「マスターズ」、「全米オープン」、「全英オープン」の出場権を獲得します。

天国から地獄へ突き落とされた戦いでしたが

「積極的にドライバーで、自信を持って打てるようにしたい」と、

期待が持てる状態になっている様です。

 



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