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打ちっぱなし(内輪話)

ライダーカップ2014 10月15日号

米国選抜と欧州選抜による2年に1度の対抗戦

「ライダーカップ」がスコットランドのグレンイーグルスで開催されました。

午前にフォアボールマッチプレー4試合(2人がそれぞれのボールでプレーし、

ホールごとに良い方のスコア採用)、午後にフォアサムマッチプレー4試合

(2人が同じボールを交互に打つ)が組まれ、初日は大会3連覇を狙う

欧州選抜が5.0対3.0と2ポイントのリードを奪いました。

初戦のバッバ・ワトソン&ウェブ・シンプソン組は

ジャスティン・ローズ&ヘンリック・ステンソン組に5&4と敗れますが、

続くリッキー・ファウラー&ジミー・ウォーカー組が

終盤に追い上げて引き分けに持ちこみ、流れを呼び込み、

続くジョーダン・スピース&パトリック・リードの初出場コンビが

スティーブン・ギャラハー&イアン・ポールターを5&4で撃破。

さらに、前回大会の12年に負けなしの3勝を挙げたゴールデンペア、

フィル・ミケルソン&キーガン・ブラッドリー組が

エース格のセルヒオ・ガルシア&ロリー・マキロイ組を1UPで破り

2連勝と勢いに乗ります。

 

フォアボールは米国が2勝1分け1敗として2.5ポイントを獲得、

(欧州1.5ポイント)1ポイントのリードを奪います。

しかし、午後のフォアサムに入ると欧州が猛反撃。

午前は控えに回ったジェイミー・ドナルドソン&リー・ウェストウッド組が

2UPで先制すると、続くJ・ローズ&H・ステンソン組が午前に続いて2連勝。

続くS・ガルシア&R・マキロイ組もR・ファウラー&J・ウォーカー組に引き分けると、

アンカーを任せられたビクトル・デュビッソン&グレーム・マクドウェルが、

P・ミケルソン&K・ブラッドリー組を3&2で破り3勝1分けとした欧州が、

3.5ポイント(米国0.5ポイント)を加算し、

通算で2ポイントのリードで初日を終えます。

 

午前中に行われたフォアボールマッチプレーで、

米国選抜の中で最高のパフォーマンスを披露したのは

「ライダーカップ」初出場のジョーダン・スピースとパトリック・リードでした。

二人は当然午後のフォアサムマッチプレーに出場する権利を、

午前のプレーで勝ち取ったと感じていたようですが、

米国主将のトム・ワトソンは非情な決断を下します。

2人は、午後のセッションに出場するメンバーから外れたのです。

「彼らは出場機会を与えなかった私に怒っていた」と会見で話した

T・ワトソンは「君たちが腹を立てるのは分かっていた。

ただ、明日は間違いなくプレーすることになる」と言い聞かせたといいます。

「前回の活躍で選ばれたイアン・ポールターと地元のスティーブン・ギャラハーを

破ったJ・スピースとP・リードを午後も残すべきだったのではないか?」と、

T・ワトソンへの批判が広がることになったのです。

 

T・ワトソンは「彼らを起用しなかったのは難しい判断だった。

疑問もあったが、直観でベストな判断だと感じた。

いかなる決断を下すときも、人は確信など持てない。

どういう結果になるかは誰にも分からないのだからね。

結果は予測できない。手元にあった情報を考慮した結果、

ベストな決断と感じた」と振り返っています。

2012年の前回大会から4連勝していた

P・ミケルソン&K・ブラッドリーのゴールデンペアも、

グレーム・マクドウェル&ビクトル・デュビッソン組に3&2で敗れ

「フィルとキーガンは午後苦しんだ。多くのパットを外していた」と分析し、

土曜の午前中に行われるフォアボールセッションから外されたばかりか、

キャプテンはフォアサムでゴールデンペアを

解消させる可能性まで示唆したのです。

 

2日目の午前の戦いは、J・ローズ&H・ステンソン組が

7番から10ホール連続でバーディを奪うなど、

16ホールを12アンダーで回り、B・ワトソンとM・クーチャーのペアを

3&2で破る理想的なスタートを切りました。

しかしL・ウェストウッド&J・ドナルドソン組はJ・フューリック&H・メイハン組に

4&3で敗れ、T・ビヨーンとM・カイマーのペアはJ・スピースとP・リードの

ルーキーコンビに5&3と連敗を喫しますが、

I・ポールターはR・マキロイと組んだアンカー戦で、

J・ウォーカーとR・ファウラーのペアとの勝負を引き分けに持ち込み、

これにより欧州は6.5対5.5でなんとかリードを奪ったのです。

 

午後はL・ウェストウッドとJ・ドナルドソン組が

ザック・ジョンソン&マット・クーチャー組に2&1で勝利を挙げるのですが、

この勝利により「ライダーカップ」での獲得ポイントを23まで伸ばした

L・ウェストウッドは、セベ・バレステロスを0.5ポイント上回り、

最多記録を保持するニック・ファルドまで2ポイントと迫ったのです。

その後、G・マクドウェル&V・デュビッソン組が

J・ウォーカー&R・ファウラー組に5&4と圧勝と、

フォアサムでの2連勝を飾るとG・マクドウェルは

「あの若者がどれだけ才能にあふれているかは言葉で語り尽くせないね、

彼は僕が一緒にプレーした選手ではロリー・マキロイ

以来最高の選手かもしれない。それだけで彼のすごさが分かるだろう」と、

24歳のフランス人ルーキーのパートナーを称えています。

 

残りの2戦は接戦となります。

S・ガルシア&R・マキロイ組とJ・フューリックとH・メイハン組は、

10ホール連続で互いに譲らない展開でしたが、

S・ガルシア&R・マキロイ組が14番と16番でバーディを奪い

この勝負をものにしました。

「手柄を自分のものとしたいところだけど、

今日はロリーが残りの3人を上回ったね、

僕はベストの状態ではなかったけれど、

ロリーが僕をずいぶん落ち着かせてくれた」と、振り返っています。

J・ローズとM・カイマーは12番と15番ホールを獲って

J・スピース&P・リード組との勝負をオールスクエアに戻すと、

16番では信じられない相手の取りこぼしに恵まれました。

パー5をボギーで上がった欧州のペアを前に、

P・リードが60センチ余りのパーパットを外してしまったのです。

 

しかし米国若手ペアは17番を獲り返して1アップで最終ホールを迎えます。

しかし米国ペアはガードバンカーにつかまり、ライの悪さから

ピン方向へはショットが打てないピンチを迎えます。

対するM・カイマーは同じバンカーから絶妙なショットを放ち、

J・スピースが長いバーディトライを外したのを尻目に、

J・ローズがしっかりとバーディパットを決め、

この勝負を引き分けとしました。

Mカイマーは「勝てるチャンスもあったのだけど、

とにかく18番へ向かって歩いているときに、ジャスティンに言ったんだ、

僕らの労力は少なくとも引き分けには値するとね。

僕は2オンのイーグルを狙おうと言ったけど、

いい感じの寄せワンになったね」と、勝利を振り返っていました。

 

通算10回目の「ライダーカップ」出場となった

フィル・ミケルソンにとって2日目の午前・午後の両セッションで

プレーする機会を与えられなかったのは初めての経験でした。

出場機会を与えられなかったのはP・ミケルソンだけではなく、

金曜日にパートナーを組んだキーガン・ブラッドリーも同じで、

土曜の午前中に行われたフォアボール、

午後のフォアサムのメンバーから外されました。

 

米国キャプテンのトム・ワトソンは、前日のフォアサムで敗れた2人が

見せたパフォーマンスを考慮し、最終日のシングルスを

万全な状態で迎えられるよう、休養を与える決断を下したのですが、

両選手とも主将の判断に納得せず、P・ミケルソンにいたっては

午後のラインアップに入れるよう、

懇願するメールを送ってきたと明かしています。

「彼は私に『自分たちにチャンスをくれ』と言ってきたが、

ノーと答えるしかなかった、昨日、彼を2ラウンドプレーさせた結果、

夜には疲れていた。彼と同じテーブルに着いた時、彼は疲れ切っていた。

昨日2ラウンドプレーさせたのが間違いだったのかもしれない」と、

外した理由を語っています。

 

フォアボールとシングルマッチを合わせれば、

欧州選抜より1ポイントリードしていた米国選抜でしたが、

2つのフォアサムセッションでは6ポイントの大差をつけられました。

米国はフォアサム8試合で1つも勝利を挙げられず、

10対6と欧州勢がリードした状態で迎えた最終日は、

両チーム全選手が出揃うシングルスマッチプレー12試合が行われ、

4ポイントリードで最終日を迎えた欧州選抜が

5勝3分4敗として6.5ポイントを加算。

3日間の通算成績を16.5対11.5とし、大会3連覇を達成しました。

欧州はホームで迎えた節目の40回大会を制し、

通算勝敗を13勝2分25敗となりました。

当初は英国対米国の対抗戦だったため数字上では

いまだ大きく負け越していますが、1995年からの10試合では

勝2敗と米国選抜を圧倒しています。

 

チームとしてアジアから欧州、さらに米国と転戦する欧州選抜が、

近年の実力差をまざまざと見せつける結果となりましたが、

シングルスで欧州に最初の勝ち点をもたらしたのは3組目からスタートした

「エース」ロリー・マキロイでした。

同世代のライバル、リッキー・ファウラーに対して

スタートから6ホールで5UPを奪う猛攻を見せ、

4ホールを残して5&4で完勝。

世界ランキング1位に君臨する若きリーダーが、

チームに弾みをもたらしました。

 

大会直前、チームとしての結束を固めるために、

キャプテンであるポール・マギンリーによって

グレンイーグルスに招待されたマンチェスター・ユナイテッド元監督の

アレックス・ファーガソンからのアドバイスについて、

R・マキロイが語っています。

「彼はこれまで経験した大きな試合や指導してきた

選手たちの話をしてくれた。最高の夜だったね。

あの場にいられたのはとてもクールな体験だった。

彼の考えは、チームとして成功を収める上での鍵だったからね」と、

A・ファーガソンが欧州代表チームに語った言葉を

夢見心地で聞いたと興奮気味に振り返っていました。

 

スポーツ界の著名人が、ライダーカップの代表チームに

招かれて話をするのは欧州チームの恒例となっています。

中でもR・マキロイが最も鮮明に覚えているのは

2010年にケルティックマナーリゾートで、

テレビ電話越しに聞いたセベ・バレステロスの話だといいます。

R・マキロイは「こういうのは助けになる。

全体図の中の細部に過ぎないけれど、

こうした話があのトロフィーを獲得する上で必要な0.5パーセント、

あるいは1パーセントの助けになるんだ」と

普段の個人競技ではなく「チームプレー」がゆえに、

長い期間にわたって高いレベルでパフォーマンスを

持続した人の話を聞くことが、とても貴重な時間だったとも語っています。

試合に入る前にチームとして「どうあるべきか」を

語ってくれたA・ファーガソンには、全ての選手が感謝の言葉を述べています。

 

開幕前からの選手とキャプテンの間のコミュニケーション不足、

これが米国チームの敗因のような気がします。

キャプテンが選手の意見に耳を貸さないのも問題です。

T・ワトソンキャプテンは、タイガーが欠場を決意する前、

全英オープンの会場でタイガーと会話の機会を

持つことはなかったということです。

「腰の調子はどうか」と、声をかけるのがキャプテンの仕事です。

疲労の度合いを含め、やる気を本人に問うことや、

自分の作戦が最善だと思っても選手がどう思うかを聞いて

調整することでチームが「結束」が固まるのではないでしょうか。

そう思うと大会が始まる前から米国チームは

負けていたのかもしれません。

65歳のキャプテンに、副キャプテンが72歳、63歳、47歳と、

選手との世代の差がありすぎることも問題でした。

T・ビヨーンは「マギンリーはキャプテンとはどうあるべきかを改めた。

どの選手も自分は特別なんだと感じられる接し方をした、

素晴らしいキャプテンだった」と称えましたが、

P・マギンリーと選手との距離が、米国チームのそれよりも

はるかに近かったのが勝因と言える「ライダーカップ」でした。

 

 

セルフコンディショニング 10月1日号

人気の陰りが問題となっている日本男子ツアーで

新ルールが適用になりましたが、それはトーナメント会場

入場時の「ジャケット着用」の義務化でした。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)監修のトーナメント規程には、

第36条(2)「服装、身だしなみ等に関する準則」というものがありますが、

ツアープレーヤーとしてのエチケットを重んじるもので、

ここに「トーナメント会場に最初に入る日と

大会最終日のゴルフ場の行き帰りについては、

必ず、ジャケット又はスーツを着用すること」という条項が加わったのが、

今季開幕前のことでした。

 

しかし数カ月経っても徹底が見られないということで、

9月のフジサンケイクラシックから、違反者には罰金10万円という

重いペナルティを課すことになったのです。

しかしクラブハウス前で監視の目を光らせるというのは、

校則違反の取り締まりの教師が立つ校門前と同じです

どうせなら毎日義務付けてもいいのに、

チェックがあるのは大会開幕前と最終日というのもおかしな話で、

暑さの強い日は手に持って入場できるという

徹底のなさはいかがなものでしょうか?

選手会の要望をJGTOサイドが受け入れ、

明文化したというこの「ドレスコード・ルール」ですが、

事の発端はファンからの疑問の声でした。

 

「あの選手はサインをお願いしたのを無視した」

「移動の飛行機内ではTシャツ、短パン、サンダル履きだった」という様な

ゴルフファンからの苦情が多く寄せられたとのことです。

チーム指定の揃いのスーツで移動するプロ野球選手や

サッカー選手と比べるとイメージが悪かったのでしょう。

「大人の社交場」としてゴルフ場が持つ格式、

試合をスポンサードする財界人との付き合いの他に、

会場内外での移動時における服装の乱れや、

ファンサービスの不十分さが指摘されていたのも事実です。

プロゴルファーとは、アマチュアゴルファーがいて

はじめて評価されるのですが、勘違いをしている選手もいるようです。

 

PGAツアーの考え方は「コース外での振る舞いで、

選手としての価値が上がるか下がるかは、

それぞれの選手次第」となっています。

プレー中に審判がいないゴルフでは、すべての責任は選手個々に

委ねられるというゴルフ本来の発想ですが、

日本のルール厳格化には否定的な意見が寄せられています。

強制されたジャケットを着用することだけで問題が解決するとは思えません。

ゴルファーとしてゴルフ場やファンの方々に

「敬愛の念」を持って接することから教えるべきです。

 

「スポーツマンとしての規律」や「ダンディズム」を感じる服装なら

問題ないでしょうが、ド派手なデザイナーブランドや、

昭和のヤクザ映画の様な服装では「ジャケットだけ着ていればいいのか」

ということにもなるでしょう。

マナーという線引きが曖昧な分野では、それぞれのモラルが重要です。

私は今まで一度もサンダルでゴルフ場に行ったことはなく、

プレーは長ズボンで、プレー後はワイシャツを着用しています。

ゴルフや同伴競技者に対する想いがそうさせているのですが、

規則のあるなしに関わらず、ファンが納得する立ち振る舞いが

できることを求められているのかと思います。

残念なのは「ドレスコード・ルール」は、開幕前に決まっていた「ルール」が

守られなかったために、厳罰化されたということです。

マナー、モラルの域を飛び越えて、罰金を含む義務にまで

せざるを得なかった事が、日本男子ツアーの窮状を物語っています。

 

PGAツアーのシード選手として迎えた松山英樹の最初の1年が幕を閉じました。

昨年10月にスタートした2013-14年シーズン。

開幕戦の「フライズドットコムオープン」で3位に入り、

2月の「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で優勝争いの末、

4位に。そして6月初旬「ザ・メモリアルトーナメント」で初優勝と、

24試合に出場して、トップ10入りが4回、予選落ちはわずか3回。

日本勢としては2008年の今田竜二以来となる

プレーオフ最終戦に勝ち進みました。

フェデックスカップポイントランキング28位、

獲得賞金額は283万7477ドル(約3億円)の活躍でした。

 

本格参戦1年目の成績としては素晴らしいのですが、

最終戦を終え一年を振り返った松山は「うーん、ダメでしたね」と、語っています。

「勝つ前は目標が勝つことだったから、満足感はありましたけど、

それが終わってからトップ10が1度もない。

そんなシーズンで満足できるとは言えない」と、

自身に対するダメだしの理由を語っています。

日本人メジャー初制覇については「年に4回しかないメジャーに、

うまく調子を合わせるのは難しいけれど、去年はどの試合でもトップ25

外さないゴルフをしていた。去年も調子がいいとは思わなかったが、

安定する何かがあった。それがないとずっと崩れたまま。

そのきっかけを見つけないと」と、悔しさを語っていますが、

全てはグリーン上でのスランプでした。

8月末には「ラインがよく見えてこない。去年にはなかった」と、

パッティングの不調を振り返っていました。

 

しかしパッティング以外のスタッツを見ると、スクランブリング率

(パーオンを逃したホールで、パー以下のスコアを記録する確率)は

今年60.42%で、全体41位と昨シーズンの56.29%(121位相当)を

大きく上回っています。

昨夏から今年半ばに至るまでは、体調不良や左手首の故障といった、

万全の状態でプレー出来なかった辛い時期を乗り越えた事は賞賛に値します。

「去年は自分の中に『こうしておけば、どうにかなる』ものがあった。

怪我の影響で、知らぬ間にかばって打っていたのかもしれない。

怪我が治ってきたのに、そういうかばう動きが入るのがショックで」と、

痛みに耐え「選手生命のピンチ」と直面していた1年前の苦悩を語っています。

アトランタでの最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」では、

納得のいかないラウンドを続け、22位フィニッシュでしたが

「笑顔のガッツポーズ」も見られました。

もうすぐ始まる新シーズンでは、ツアーメンバーとして

一層厳しい目で見られるようになるでしょう。

ファンサービスの面も、そして何かと反省を促された

プレー中のマナーについてもですが「笑顔」で乗り切って欲しいものです。

 

松山はPGAツアー初勝利を挙げた後も、練習場に最後まで残り

一心不乱にクラブを振り続けていました。

デジカメで撮影した動画を見ながら

「そのスイングじゃ、そんな球が出るわ」

「なんでこれがコースで出来ないかなあ」と、

自虐的なコメントを並べ、スイングチェックをする日々が続きましたが、

そこにはコーチの存在はありません。

頼りは自分の感覚と、キャディ、トレーナーらサポートスタッフで、

トッププレーヤーの中ではいまや少数派のコーチを持たないプレーヤーです。

ロリー・マキロイは幼少時代からの恩師マイケル・バノンとのタッグで世界を獲り、

リッキー・ファウラーは昨年師事したブッチ・ハーモンのもとで

スイング改造に成功しています。

ショーン・フォーリーとの関係を解消したタイガー・ウッズの

今後が騒がれていますが、フィル・ミケルソンは

「パッティング専門」のコーチに師事しています。

 

松山にとって最初の指導者は家族でした。

英樹少年が4歳の時、後に「日本アマチュア選手権」に

出場するほどの実力者となった父・幹男さんと、

二人三脚でスイング作りに励んだのです。

東北福祉大進学後はその父子の時間は減り、

特定の指導者がいないまま「マスターズ」に出場し

「賞金王戴冠」「PGAツアー制覇」まで成し遂げてしまったのです。

松山は「いずれはコーチに習うかもしれないけれど、

今の僕は、まだ教えてもらうレベルまで行っていない」と

話していますが「コーチの方にはそれぞれ考え方があって、

ショーン・フォーリーならショーン・フォーリーの理論っていうのがある。

でも今の自分は、そのコーチのパターンにスイングをハメたくない。

“自分のスイング”って人によって違って、それぞれ、

できる動きとできない動きってあると思うんですよね。

コーチに習ったからと言って、それを無理矢理変えたくないんです」と、

コーチに対する考え方を語っています。

 

スイングが人それぞれ違うのは体のサイズの違いに伴い、

関節の可動域、スイング時の癖の特性や傾向の表れ方の違いなのですが

「コーチがいないから悩んで、今みたいに悪い方向、悪い方向に行ってしまう。

でもそれもね、しっかりスイングができあがったら、

そういうこともないと思うんですよ。

ある程度自分の中でスイング理論を確立できるようになってから、

習うのがいいのかなと。その上でコーチの理論を聞いて、

自分にプラスになればいいと思う。いますぐにそのコーチの話を聞いて、

その人の言う打ち方、理論でやってみて、うまく行くとは限らないでしょう」と、

ただ従順なだけでは発展的な関係にはならないという考えを語っています。

 

松山がコーチを雇わない理由は、自身が「確固たるスイング論」を

掴みきれていないことに加え、悩んだ際に「何かにすがりたくなる」という

人間が当たり前に持っている部分への挑戦でもあるのでしょう。

「メモリアルトーナメント」の優勝会見で、現地の記者にコーチの存在について

「スイングが崩れたら誰が治すのか?」と聞かれると「誰も治してくれない」と言い、

会見場には笑いで包まれたのですが、

松山の隣にいた「帝王」ジャック・ニクラウスは「それこそが、

彼がいい選手である理由だ」と評価しています。

自分流のゴルフを模索しているのでしょうが、まず「パッティング専門」の

デーブ・ストックトンをコーチに迎えて欲しいですね。

A・ソレンスタムを「女王」に導き、P・ミケルソンを復活させ、

Aスコット・R・ロキロイをメジャーチャンプに育てた手腕は間違いありません。

 

昨季下部ツアー選手との入れ替え戦に参戦した石川遼は今年、

松山とともに「プレーオフシリーズ」という、

サバイバルレースへの挑戦権を手にしました。

翌シーズンの戦場すら不透明で、暗中模索の1年前とは大違いでしたが、

レギュラーシーズン最終戦の会場には、遠征をともして来た

トレーナーの姿はありませんでした。2008年のプロ転向後、

石川は専属トレーナーをほぼ毎試合に帯同させていました。

特に昨年米ツアーへの本格参戦を開始した直後は、深

刻な腰痛という懸念材料があり、彼らの存在は欠かせないものでした。

 

日本にいるトレーナーとは、SNSで相談しながら

「セルフ・コンディショニング」に取り組んでいます。

ティオフの約4時間前に起床し、ストレッチから徐々に体を起こし、

ハリを感じる筋肉には自身でマッサージを施し

、ランニングを中心とした有酸素運動を経て、ボールを打ち始めるのですが、

すべてのルーティンワーク、そして夜の体のケア、トレーニングメニューの考案も

トレーナー不在で自ら行なっています。

寝起き直後のストレッチは40分間と長時間で、

マッサージも自分の両手頼りですが「そんなことやる必要あるの?って、

思われるかもしれないけど、毎日他人にケアをされて、

誰かに頼らないと回復しない体になるのが嫌だった。

“自己免疫力”というか、それをつける期間にしたいなと。

『ここが痛いから治してください』と言ってばかりだと、

自分の体が分からなくなってくる」と

「セルフ・コンディショニング」の意義を語っています。

 

プロゴルファーとは孤独でアドレスに入れば、頼れるのは自分しかいません。

誰にも頼れない状況を受け入れ、全てを決めるのはプレーヤー自身なのです。

16歳でプロになった石川は類まれなタレント性により、

他の選手たちに比べて甘えが許され、決断を他人に委ねる時期がありました。

他人任せにできる環境を自ら排除して、真剣に自分の体と向き合う姿勢は、

今までの石川にはないものでした。

松山も石川も「自分が納得のいく環境」を、

自分で作り出そうと日々努力しています。

石川には年末の時点で「マスターズ」参加資格が与えられる、

世界ランク50位以内を目標に頑張って欲しいですね。

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